ヤッコソウ科
Mitrastemonaceae Makino

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ヤッコソウ科

Mitrastemonaceae Makino

Mitrastemon family

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全寄生植物の単型科で、ミトラステモン属2種のみからなる。カシ類やシイ類(ブナ科)の根に寄生し、葉緑素をもたない。日本ではミトラステモン(ミヤマウズラの一種)が四国・九州・沖縄の照葉樹林に生育し、特異な形態で知られる。

主な特徴

  • 葉緑素をもたない全寄生植物(宿主はブナ科の根)
  • 茎・葉は退化し、花だけが地上に現れる
  • 花は両性花で花弁・萼が癒合した筒状
  • 雄しべは輪状に癒合し帽子状(ミトラ状)になる

形態特性

科には形質の異なる種が含まれます。複数の値がある場合、科全体で見られるパターンの幅を示しています。

葉序

互生 / 対生 / 輪生

葉の型

単葉

葉脈

羽状脈

葉の縁

全縁

生活形

草本

常緑/落葉

落葉

花の対称性

放射相称

花弁数

4枚

子房の位置

上位

性表現

両性

系統上の位置

被子植物 > 真正双子葉類 > コア真正双子葉類 > ツツジ目 > ヤッコソウ科

出現・多様化時期

古第三紀〜新第三紀(約3000万年前)

代表的な属・種

ミトラステモン属(Mitrastemon)

関連する進化イベント

  • 全寄生性の獲得(光合成能の完全消失)
  • 茎・葉の退化と地下寄生構造への特化
  • 雄しべの帽子状癒合という独特の送粉形態の進化
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