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ブナ🌳
Fagus crenata
Japanese Beech
日本固有の落葉広葉樹で、北海道南西部から九州まで分布する。冷温帯の山地帯において純林(ブナ林)を形成し、日本の植生を代表する極相樹種。白神山地(青森・秋田)のブナ原生林はユネスコ世界自然遺産に登録されている。「ブナ帯文化」という言葉があるほど、多雪地帯の生態・文化と深く関わる。秋の黄葉も美しい。
見分けポイント
- ✓葉は卵形〜楕円形で縁に波状の鋸歯(鋸歯は浅い)、秋に黄〜褐色に紅葉する
- ✓樹皮は灰白色で滑らか(成木でも鱗状にならない)
- ✓果実はそう果(ドングリ状ではなく三角形の堅果)を刺状の殻斗が包む
- ✓春の展葉期に赤みを帯びた鮮やかな新緑を出す
- ✓大木になり樹高30m・幹径1mを超えるものもある
生育環境
日本海側の多雪地帯を中心に、標高500〜1500mの冷温帯山地に純林を形成
季節
4〜5月(新緑・開花)、10〜11月(黄葉・結実)
3D 標本モデル
九州大学 鹿野研究室 提供(CC0)
Sketchfab で見る→形態特性AI推定・要確認
葉序
互生
葉の型
単葉
葉脈
羽状脈
葉の縁
鋸歯縁
葉の形
円形
生活形
高木
常緑/落葉
落葉
花弁合着
花弁なし
開花期
秋
花弁数
4枚
托葉
あり
子房の位置
下位
雄しべ数
3-4
系統上の位置ブナ科 →
系統上の位置
被子植物 > 真正双子葉類 > ブナ目 > ブナ科
出現・多様化時期
白亜紀後期(約9000万年前〜)
進化・系統メモ
ブナ科は約8000万年前(白亜紀後期)に北半球で起源を持ち、現在の北半球温帯落葉樹林の主要構成要素。ブナ属(Fagus)は氷期を経ても日本に残り、現在の分布を形成した。
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